お堂の寒さはシベリア級?!大願寺拝観

札幌のお寺

今回やって参りましたのは、北18条エリアにある大願寺!
浄土真宗大谷派のお寺さんになります!

拝観交渉

北18条駅から歩いて10分少々。
お目当てのお寺を見つけて、とりあえず境内に入ったものの…。

お堂の前は雪がいっぱいで入り口に辿り着けそうもありません。

鐘楼堂。毎年除夜の鐘は一般の人も鳴らせるとのこと。

お堂に入りたいなー、ウロウロ…。

入り口にあった掲示板。お寺の張り紙って何気なくいいことが書いてあって好きです。

そうか、定例布教が7日と8日にあるのか、この日なら中に入れるかなぁ、日を改めようかなぁ…。
などと考え彷徨っていたところ、

「納骨堂へ行かれるんですか?」

向かいのアパートで雪かきをしていた女性の方に声を掛けられました。
自分、明らかに不審者だよなー(^^;)

「いえ、お堂の中を見てみたくて、職員の方ですか?」
「はい、そうです」

かくかくしかじか、お寺が好きで見て回っているんです、と伝えると、

「こちらへどうぞ!」

と忙しい手を止め、大願寺会館へ案内してくれました!
ここから中でお堂と繋がっているのだそうです。
いざ、大願寺の内部へ!

お堂拝観

会館の入り口に掲示されていた紙。常に陰キャなので明るい生活に憧れます(^^;)

会館に入ると、

「〇〇さん、お堂見たいって方来られたから開けるね」

女性が寺務所の奥にいる、たぶん住職に声を掛けていました。
途中からスリッパ履きに変えて廊下を進んでいくと、

お堂にたどり着きました!
仏壇の赤茶色と畳の新緑色のコントラストが素敵ですね♪

じゃーん!こちらが大願寺のお仏壇で~す♪

内部に明かりを灯してくれたのですが、それでも仄暗く、ゆえに返って神秘性と壮厳さが際立つ感じがしましたね。

阿弥陀如来尊像。こちらもシックでいい感じ♪

しばらくお堂の中を見て回っていると、

「すいません、足が寒くて…」

と案内役の女性が仏壇を閉め始めました。

「お堂の中は外よりも寒くてね。シベリアって呼ばれてるんですよ」

と教えてくれました笑
この日の最高気温は−3℃。
確かに靴下履きの足がジンジンと痺れる寒さでした!

帰りにパンフレットを貰ったのですが、

「住職がパソコンを使って作っていてね。『字、間違いないかい?』って聞かれるんですよ」

と教えてもらいました。
お坊さんになっても俗世間の雑事からは逃れられないみたいですね笑

案内してくださった職員の方に深く感謝いたします(*^^*)

大願寺の取り組み

○定例法座
毎月7日と8日の13時から定例法座があります!
場所は3月〜10月までが本堂、冬場は大願寺会館の大広間で行っています。

・正信偈(教行信証の一部を読経)
・念仏讃三淘(念仏の功徳を称える)
・講師のお話

聴講料はありませんが、お気持ちでお賽銭を募っています。

また定例法座の1日目(7日)の12時からお斎(法事の食事会)があります!
大願寺婦人会の方が季節の野菜を使って作っていますよ♪
こちらも昼食代はなく、法座の時にお気持ちでお賽銭を収めていただければOKです。

○大願寺子ども夏まつり
毎年7月に地域の子どもたちを招いて、出店を出したり、会館を利用して名人芸を披露し、昔ながらの遊びや伝統の引き継ぎを行っています♪

○ボーイスカウトとの連携
大願寺研修センターを利用してボーイスカウトが活動を行ったり、ボーイスカウトと一緒に札幌雪まつりの雪像作りを行ったりしています!

大願寺へのアクセス

・地下鉄南北線「北18条」駅1番出口から徒歩12分。東に向かって創成川を越えます。
・駐車場あり。

<参考・引用>
大願寺公式HP

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