初めての御朱印帳 at 北海道神宮

北海道の神社

ブログ初投稿となります。一空と申します!
「山寺歩き」と謳っておきながら、初記事が神社になってしまいました(^^;
それには深い理由が…?

北海道神宮へのアクセス


というわけで、早速やってまいりました!
地下鉄東西線「円山公園駅」の3番出口。写真は地上出口からすぐ右側の景色で、正面に円山公園が見えます。

公園の手前にあった案内板。北海道神宮まではほぼ真っすぐです。
円山公園入口。ここから北海道神宮まで歩いて5分くらいです。
公園口鳥居。ここから北海道神宮参道に入ります。

北海道神宮参道

境内案内図。こちらから参道を抜けて、本殿を目指します。

北海道神宮は大國魂(おおくにたまのかみ)・大那牟遅(おおなむちのかみ)・少彦名(すくなひこなのかみ)という日本を形作る神様と、北海道を開拓することを決めた明治天皇が祀られています。
現在の場所に寺社が建立されたのは1871年(明治4年)のこと。当時、円山は札幌中心部から遠く、道も未整備の山奥で、参詣するのも一苦労でした。
当然参拝客も少なく、財政的にかなり困窮していて、お給料が払えず次々に宮司さんが辞める苦難の時期があったそうです。

開拓神社。北海道の開拓に寄与した伊能忠敬や松浦武四郎、間宮林蔵などが祀られている。
札幌絋霊神社。北海道神宮のパワースポット。石炭の採掘で亡くなった方を祀っています。

北海道を開拓するってとんでもない難事業ですよね!
本州からはるばる物資を運び、広大な凍てつく大地を切り開き、冬は厳しい寒さと雪に襲われる…!
今、札幌で当たり前のように快適な暮らしをして、気軽に道内各地へ行ける。
その生活は、多くの先人たちの協力と犠牲の上に成り立っている…。

そんなことを思うと、自然と手を合わせる頭も下がりますね(^^*)

参道では初詣のお祭りに向けた準備が進んでいました。
ザンギ、フランクフルト、フライドポテト、ワンタンスープ、デーロンチーズスティック(なんだそれ?)などなど、お昼前でお腹が空いているせいか食べ物屋さんばかりが目に付きます(^^;
年が明けたらこの場所も人でいっぱいになるんだろうなぁ。

神宮茶屋。参道と境内の境目付近にあります。

なんだかいい匂いがするなぁ、と思っていたら気になるお店を見つけました!
小腹を満たすために寄り道しましょ♪
神宮茶屋は別記事で紹介します。

北海道神宮表参道。春には桜並木の名所になります。

いよいよ神門が見えてきました!
中国から来た観光客の方もけっこういますね。
境内の奥にはうっすらと神社山が見えています。

手洗い場でしっかりと身を清めたら、

神門をくぐって、本殿参りと行きましょう!

北海道神宮本殿

いよいよ本殿にやってまいりました!
本殿周りは冬の空気と相まって、一層澄んだ雰囲気を感じます。

こちらの本殿ですが、過去には一度焼失しています。
1974年(昭和49年)11月10日に放火事件があったのです!
その2日後に北海道新聞宛に「アイヌモシリ」を名乗る者から犯行を認める声明文が届きました。
「アイヌモシリ」は、北海道神宮をアイヌの神々を冒涜するものとして排撃、白老町長襲撃事件の犯人の即時釈放を要求しました。
しかしながら、その後事件に進展はなく、有力な証拠も見つからなかったことから、この事件は未解決のままです。
放火事件から4年後、1978年(昭和53年)に全焼した建物は再建されました。

本殿の斜め向かいではお守りやお札などが売っています。
平日でしたが、かなりの数の人が来ていました。
現在の北海道神宮の盛況ぶりを見れば、開拓当時苦労した方々もにっこり微笑んでいるのではないでしょうか(^^)

売店向かいの絵馬掛け。

おっ、絵馬があるじゃないですか!
やはり受験前ということで、合格祈願が多いですね。あとひと踏ん張りだ、受験生!
あとは家族の幸せや病気の治癒、変わり種は推しのアイドルのライブ成功や自分のインスタのURLを載せている方もいました。

個人的に気になったのは「脱会した新興宗教の教団霊から母をお守りくださいますように」と書かれた絵馬。今年は霊感商法を行う統一教会の問題がメディアに盛んに取り上げられていました。何の教団は不明ですが、家族ぐるみでトラブルに巻き込まれたのでしょう。この方とお母様の苦しみが晴れることを願っています。

いざ、御朱印帳を買う

すっかり神社を堪能して、本題を忘れそうでしたが、御朱印受付の看板を見つけました!

この門の中の通路を左へ進むと御朱印の受付があります。

御朱印受付所

いよいよ御朱印帳を買いましょう!
中に入るとカウンターに巫女さんがいて、「御朱印帳をください」と声を掛けると、「白と緑のどちらにしますか?」と聞かれました。
カウンターの右側に見本があって、より純な感じがして白を選びました。

御朱印帳の1ページ目にはすでに御朱印が印字されていて、カウンターにいた宮司さんが日付を入れてくれました。その場で一から書いてくれると思っていたので少々残念でしたが、北海道神宮は御朱印を求めて来られる方も多く、すべて手書きでは対処しきれないのでしょう。
若干緊張していたのですが、あっさりと御朱印帳を買うことができました。

初穂料は御朱印帳1,500円+御朱印代500円で計2,000円でした。
「初穂料」という言葉が聞きなれなかったのですが、神社やお寺で販売している物は信仰のためにお渡ししているので、「価格」や「値段」という言葉は使わないそうです。
代わりに神社では「初穂料」、お寺では「お志(こころざし)」や「志納料」などを使うようです。

こちらが北海道神宮の御朱印帳です!
本殿の屋根と舞い散る雪の結晶が印字されています。めっちゃ綺麗(*^^*)

裏表紙は「北海道神宮」と金の刺繍が施されてます。

こちらが北海道神宮の御朱印です。
シンプルながら、「北海道総鎮守」の文字が格式の高さを表しています。
筆の文字が和を感じて美しい。

おまけに付いてきたしおりもかわいい。

最後に

御朱印集めはブームになっていることもあり、御朱印帳は本屋さんでも気軽に様々なデザインから選ぶことができます。
また有名な神社やお寺ではオリジナルの御朱印帳を発行しているところもあります。
せっかく集めるなら、好きな神社やお寺の御朱印帳を使いたい!ということで今回は北海道神宮を尋ねました。年が明けると初詣のお客さんで人があふれるので、年末の空いている時期を狙いました。
そのため、「山寺歩き」と言いながら、神社が初投稿になりました(^^;

御朱印を集めるなら、後々見返した時のために神社とお寺で御朱印帳を分けた方がよい。
ということなので、次はお寺さんに御朱印帳をいただきに行きます!

このページを訪れてくださり、ありがとうございました(*^^*)

<参考・引用>
北海道神宮公式HP
・Wikipedia「北海道神宮
・御朱印LOVE「御朱印のお値段はいくら?御朱印帳は?素朴な疑問にお答えします」

おまけ ~円山公園は雪のアートがいっぱい?!~

地下鉄駅から北海道神宮へ行くには、円山公園を通っていきます。
園内にはあちこちに雪のアートがありました!

公園口鳥居の上にいたやつ。パンダみたいでかわいい。

橋の欄干にいたやつら。溶けかけて、いい表情しています☆

極めつけはこのシロクマ!
テーブルの上からこちらを見つめていてびっくりしました!
そしてこのクオリティ…!
こいつはプロの仕業だな(#^^#)

小さな頃は雪が降ると楽しくて仕方なかったのですが、大人になると面倒な存在に変わりました。
この雪のアートを見ていると雪を楽しんでいた頃の気持ちを少しだけ思い出すことができました♪

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